2010-05-25 松尾大社 10京都松尾大社神幸祭 #写真 平成22年の京都松尾大社の神幸祭は抜けるような青空のもとで行われた。前回(平成19年)の ときは雨模様で神輿にはビニールが掛けられていたが、今年はきらびやかな神輿の飾り付けを 惜しげもなく五月の白日のもとにさらしていた。今年は天気のよさに誘われて、桂川のお渡り までついてゆくことにした。 松尾大社は京都最古の神社で、太古この地方一帯に住んでいた住民が、松尾山の神霊を祀っ て、生活守護神としたのが起源といわれる。五世紀の頃、朝鮮から渡来した秦氏がこの地に移 住し、山城・丹波の両国を開拓し河川を治めて農林産業を興した。 同時に松尾の神を氏族の総氏神と仰ぎ、文武天皇の大宝元年(701年)には、山麓の現在地に社殿 が創建された。 都を奈良から長岡京、平安京に遷されたものも秦氏の富と力によるものとされている。 。