水口は京から伊勢へ抜ける道筋にあり、中世から町が形成されていた。戦国時代に
羽柴秀吉の命で
中村一氏
による
水口岡山城が築城されると、水口は城下町として発展。江戸時代初めには、3代将軍
徳川家光の上洛に
際し、将軍の宿館として水口城が造営された。その後江戸時代を通じ、城下町として、また
東海道50番目の宿場
として商業活動がおおいに盛んになった。
享保年間(
享保20年1735年)に町衆が水口の町のパワーとその心意
気を示すために
曳山まつりを開催するようになったのだという。
曳山を曳く人々の表情にも心意気がみなぎっていた。