2010-03-01 冬の東海道関宿その1 街道をゆく #写真 江戸からやってきた旅人は東海道の難所である鈴鹿越えを前にしてこの関宿で宿を取る。あくる日日の明 けきれないうちに旅装を整え、鈴鹿峠をめざして旅立つ。 関宿は慶長6年(1601)徳川幕府が宿駅の制度を定めて以来、東海道五十三次第47番目、屈指の宿場として 参勤交代の大名行列や伊勢詣りの旅人で大いに賑わつた。 天保14年(1843)の記録には、屋敷632軒、本 陣2軒と脇本陣2軒、旅籠42軒酒食店99軒があったと記されている。