八朔の日の巽橋あたりその2

待つうち、薄日も射し、スタンバイするアマチュアカメラマンの人々にも笑みがこぼれる。なんとかこの

まま晴れてくれればいいのだが・・・

この八朔の日は近年とみに観光客が増え、関東方面からも大勢の観光客が押しかけてくるという。とくに

今年はＮＨＫの朝の連続ドラマで祇園が舞台となったことから祇園ブームがフィーバーしたようだ。おそ

らく今年の八朔は空前の人出が予想されるのではと心配になる。今日の主役である舞子さんや芸妓さんに

は本当に申し訳ないことだ。真夏の日に京の片隅でひっそりと行われてきた風習が一時的なブームで形が

かわらなければとただ願うばかりである。