京・近江の写真 春夏秋冬

京、近江四季折々の自然の風景とそこに住む人々、祭り、伝統芸能の写真

抱返り渓谷その1

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角館の町を後にしてわたしどもは田沢湖に向かった。その途中抱返り渓谷という景勝地に立ち寄った。秋田県仙北市にある抱返り渓谷は田沢湖抱返り県立自然公園に指定されており、東北の耶馬渓と称され、両岸の原生林と岸壁にかかる滝や独特の青い渓流がとても美しく、新緑と紅葉の名所であるという。田沢湖の南方にあり、下流にはみちのくの小京都で知られる角館があるため、観光客は非常に多いという。名の由来は、地形が非常に急峻で狭隘なために、人がすれ違うときに、互いを抱き合って振り返ったことに因むといわれる。

抱返り渓谷へ着いたら、まずは抱返り渓谷入り口付近にある「石碑」を訪れてみる。抱返り渓谷を一望するのにオススメの場所という。「回顧の滝」までの約1.5km、片道30分程の道のりの遊歩道は「抱返神社」への参道が入り口となっている。抱返神社の由来は、康平5年(1062年)「源義家」が戦のため川筋を進もうとし、川の流れが静かであることを祈って持仏を懐に入れお守りとして持っていき、無事に還ってきたことから「懐き還る」「懐還神社」と言い伝えられているという。「石碑」のある場所から展望できた「神の岩橋」という赤い橋は大正15年に建てられた秋田県で最も古い橋でこの地の旧神代村・旧白岩村から一字ずつとり名付けられているという。