この猛暑の日に祇園まで行くなんて、驚いて目を丸くする妻を尻目に八朔の日、祇園に向かった。祇園までいつ ものように白川から東山通りを渡って向かう。細い路地を抜け新橋通りに出ると目の前の辰巳大明神の鮮やか な朱色が目に飛び込んでくる。覚悟はして…
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