本堂で心静かに手を合わせた後、長い石段を登り始めた。石段の左側には上まで多くの石仏や石塔が迎えてく れる。やや汗ばむ初秋の陽気の中を登ってゆくと、見上げる石段の上には阿育王塔(あしょかおうとう)と呼ばれ る三重石塔(重要文化財)の上部が徐々…
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