京・近江の写真 春夏秋冬

京、近江四季折々の自然の風景とそこに住む人々、祭り、伝統芸能の写真

古都桜満開その4

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岡崎の疎水は山科を経て琵琶湖の水が琵琶湖疏水と呼ばれる水路を流れてきたもの。(琵琶湖疏水の着工は

1885(明治18)年。当時の土木建設の常識を大きく超え、京都府の年間予算の約2倍という巨額の費用と約5年

という歳月を費やし、さらに最新の技術を投入して造られた。このプロジェクトの背景には、明治維新と東京への

事実上の首都移転によって、活気をなくした京都を再び繁栄させるという大きな目的があった。完成をみた琵琶

湖疏水は、水運に加え、上水道、灌漑、そして日本初の事業用水力発電などに活用され、京都の近代化に大き

く貢献。疏水が流れるのは、びわ湖畔の三保ヶ崎から伏見・濠川までの約20㎞。その起点となる大津、そして疏

水沿いの山科、蹴上、岡崎の各エリアは特に注目の地域。琵琶湖疏水の洞門や橋、南禅寺水路閣、レンガ造

りのポンプ室などのモダンな建築物からは、今も当時の歴史や面影を感じることができ、京都観光の人気スポッ

トの一つとなっている。