京・近江の写真 春夏秋冬

京、近江四季折々の自然の風景とそこに住む人々、祭り、伝統芸能の写真

桜散策その3


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国道8号線野洲川大橋を渡ると左手に御上神社の鳥居が見え、その向かいにあるのが悠紀斎田(ゆきさいで

ん)。悠紀斎田(七枚目の写真)とは、天皇即位の儀式で一世一度のみ宮中で行われる神事「大嘗祭(だいじょう

さい)」に献納するお米を作る田んぼのことである「悠紀(ゆきのように清らかに)斎田(整えられた田)」という意

味だそうだが、少なくとも天武天皇の即位神事から営々と受け継がれ、昭和天皇即位(昭和3年)の大嘗祭では

近江野洲のここの田んぼが選ばれた。俵藤太郷の伝説が残る三上山の麓のこの田んぼではいまも、昔ながら

のすげ笠、緋ばかま、手甲、脚絆姿で数え歌や太鼓に合わせて踊りと苗植えをする記念の祭りが行われてい

る。その田んぼのそばにある記念の悠紀公園にある桜がいま満開である。

今年11月14~15日に皇居・東御苑の大嘗宮で行われる、令和天皇即位に伴う大嘗祭に献納されるお米は全国

どこの田んぼで採れたお米が献納されるのであろうか。

2015.5.24お田植えまつりの風景