京・近江の写真 春夏秋冬

京、近江四季折々の自然の風景とそこに住む人々、祭り、伝統芸能の写真

八朔の朝その5

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お茶屋「富美代」の前で挨拶を交わす芸妓さんたち。かつて祇園華やかなりし頃は数百件といわれるお茶屋

あったとか、それらのうちいまでいえば星マーク的な扱いをされていたのが「赤前垂(あかまえだれ)」。当時七件

お茶屋のみに許されていたという。「富美代」の前身、富田屋もその赤前垂のひとつで、そこの仲居頭の美代

という女性が独立し、名前の美代に富田屋の富を冠して「富美代」が生まれた。創業は1800年代初頭という。赤

前垂のお茶屋のうち現在も続いているのはこの「富美代」の外、祇園一力亭と廣島屋の三軒だけという。