2018-08-12 八朔の朝その5 18八朔の日 祇園 #写真 お茶屋「富美代」の前で挨拶を交わす芸妓さんたち。かつて祇園華やかなりし頃は数百件といわれるお茶屋が あったとか、それらのうちいまでいえば星マーク的な扱いをされていたのが「赤前垂(あかまえだれ)」。当時七件 のお茶屋のみに許されていたという。「富美代」の前身、富田屋もその赤前垂のひとつで、そこの仲居頭の美代 という女性が独立し、名前の美代に富田屋の富を冠して「富美代」が生まれた。創業は1800年代初頭という。赤 前垂のお茶屋のうち現在も続いているのはこの「富美代」の外、祇園一力亭と廣島屋の三軒だけという。