京・近江の写真 春夏秋冬

京、近江四季折々の自然の風景とそこに住む人々、祭り、伝統芸能の写真

福井県立恐竜博物館その1


イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

イメージ 6

イメージ 7

イメージ 8

北海道の洞爺湖ホーストレッキングの会社に勤めている娘が1年ぶりに帰ってきたので、静岡にいる上の娘も

帰省してきた。どこかに皆で出掛けようということとなり、晩秋の敦賀湾の眺めながら福井県へのドライブを楽し

んだ。

福井県立恐竜博物館は一見の価値がある。福井県勝山市村岡町にある恐竜を主たるテーマとした自然史博物

である。展示内容の量・質共に極めて高く、日本における恐竜博物館の代表格といっても過言ではない。2013

年7月に設立され、アジア恐竜協会の事務局が置かれている。2009年(平成21年)10月に恐竜渓谷ふくい勝山

ジオパークとして日本ジオパークに認定された。館内の展示部門は、大きく3つのゾーンに分かれている。長径8

4メートル、短径55メートル、広さ4500平方メートル、天井の高さ約37メートルのドーム型の巨大な無柱空間であ

る常設展示室(恐竜ホール)には、「恐竜の世界」ゾーンと題して、40体以上の恐竜の全身骨格が展示されてい

る。この中には福井県で発掘された、フクイサウルスフクイラプト、2体の恐竜復元骨格もある。このほか「

球の科学」ゾーンでは、地球科学の歴史や、陸域と海の堆積物とそれらに埋積された化石地球を構成する

鉱物等を展示している。「生命の歴史」ゾーンには、46億年の長い地球の歴史の中で、生命に現れ、そ

の後脊椎動物が誕生し、陸上に進出した脊椎動物植物が関わりを持った歴史などが、ジオラマを通して、時間

の流れに沿って展示されている。

カナダのロイヤル・ティレル古生物学博物館中国自貢恐竜博物館と並び、世界三大恐竜博物館と称される。