京・近江の写真 春夏秋冬

京、近江四季折々の自然の風景とそこに住む人々、祭り、伝統芸能の写真

琵琶湖和邇浜の風景その1

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湖西の湖岸、琵琶湖大橋から北に3キロ、琵琶湖に突き出た砂州あたりを和邇浜(わにはま)という。夏は海水

場として賑わう。この和邇浜から眺めた風景もまた雄大で美しい。

和邇ー琵琶湖西岸,近江国滋賀郡の地名。滋賀県志賀町域(現・大津市)にあたる。大和の豪族和邇氏の部民

が設定されていたことによる地名とされ,隣接する小野の和邇大塚山古墳の被葬者は和邇氏系の有力者と推

定されている。 「和邇」とは因幡国(現・鳥取県東部)を含む山陰地方の方言ではサメをワニと呼ぶ。歴史学者

喜田貞吉は、隠岐島の刺し身が「ワニ」と呼ばれることから、古事記神代巻のワニとはフカ(サメ)を指すとする説

に賛成し、国定教科書編時に、因幡の白兎のワニをワニザメと表記した。中国地方の山陰では浜でも山間部で

もサメを「わに」と呼び、山間部に伝わる「わに料理」はサメ・エイ等の魚を煮た料理であるという。平安時代の辞

書『和名類聚抄(和名抄)』には、麻果切韻に和邇は、鰐のことで、鼈(スッポン)に似て四足が有り、クチバシの

長さが三尺、甚だ歯が鋭く、大鹿が川を渡るとき之を中断すると記してある。和邇とは別の鮫の項には、「和名

佐米」と読み方が記され、「さめ」と読む「鮫」という字が使われ始めた平安時代において、爬虫類のワニのことも

知られていたことを示している。

もちろんこの辺りを「和邇」といっても、琵琶湖にフカ、サメ、ワニが生息しているわけではない。