2015-12-24 京都山科義士まつりその8 冬 #写真 定刻になると行列はいよいよ出発。まず大石内蔵助と大石主税、そして浅野内匠頭の妻、瑤泉院が行列コース にある浅野家の菩提寺・瑞光院への墓参のため先行する。瑞光院の境内の奥には浅野内匠頭の墓と、46士の 遺髪塔、 内蔵助と義士達の墓碑が並んでいる。遺髪塔は、大石らが切腹した後に、当時の住職が江戸に下っ て四十七士の遺髪をもらい受け、寺内に葬ったという言い伝えがある。なぜ46士かというと、討ち入り後に姿を 消し生き延びた寺坂吉右衛門が数に入っていないためという。しばらくして義士まつりの幟を先頭に赤穂義士た ちが威風堂々石段を降りてくる。隊列は大石内蔵助が指揮した吉良邸表門からの討ち入り義士たち、そのあと に大石主税が指揮した裏門からの討ち入り義士たちが続く。