京・近江の写真 春夏秋冬

京、近江四季折々の自然の風景とそこに住む人々、祭り、伝統芸能の写真

秋の鯖(若狭)街道をゆく 葛川坊村その4

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かや葺の家の内部は大きな囲炉裏が切られていて、囲炉裏の上に干し柿が吊るされていた。囲炉裏から昇る煙

で燻されて柿は干し柿になる。天井の梁も天井に張られたヨシもそして柱も、長年囲炉裏から昇る煙で真っ黒に

す煤け、この家の歴史を物語っていた。お茶受けに出してくれた干し柿がトロリとした食感で羊羹のような甘さが

あり、軒先に吊るして作られた干し柿より美味であった。煙で燻されることで甘みが凝縮するのであろうか。