京・近江の写真 春夏秋冬

京、近江四季折々の自然の風景とそこに住む人々、祭り、伝統芸能の写真

三段峡をゆくその1

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今月の上旬、長年訪ねてみたいと思っていた萩、津和野方面への旅行が実現した。折角萩、津和野に行くの

だったらとの妻の提案で、先ず新幹線で広島までゆき、レンタカーで国の特別名勝に指定されている広島県

安芸太田町三段峡(紅葉にはまだ早い時期だったが)を訪れ、三段峡で一泊、翌日津和野まで行って二泊

目、その翌日北長門海岸国定公園の代表的な景勝地である青海島と秋吉台山麓にある東洋屈指の大鍾乳

洞、秋芳洞に足を延ばし、萩で三泊目、翌日萩市内の観光を楽しんでから新山口でレンタカーを降りて、新幹線

で帰る三泊四日の旅、秋の長州路をゆく写真紀行となった。

三段峡広島市内を抜けて広島湾にそそぐ太田川上流の支流柴木川にある長さ約16キロメートルの峡谷

国の特別名勝。県北東部の帝釈峡と並び渓谷美を争い、匹見峡寂地峡とともに西中国山地国定公園の代表

的景観である。一帯は石英斑岩からなり、長年の浸食によって節理が刻まれ、断層が露出している。比高は400

メートルあり、その間に、名称の由来にもなった落差30メートルの三段滝をハイライトに、黒淵、猿飛の滝、二段

滝、三ツ滝、龍門の滝があり、5つの滝と2つの淵が七景として知られる。他に長淵、大淵といった滝壺の跡、耶

源、王城など無数の景勝地が連なる。まずこの渓谷美を誇る三段峡から写真紀行を始めたい。