四条傘鉾 綾傘鉾とともに古い鉾の形態を今に伝える傘鉾で、応仁の乱より以前の時代に起原がある。応仁
の乱や元治元年(1864)の大火で焼失を繰り返し、明治の初めの頃よりは巡行が途絶えていたが、町内の人々
の努力が報い、昭和63年(1988)より巡行が再開された。巡行が再開されたのは117年振りという。
棒振り踊り 赤熊(しゃぐま)を被った棒振りと花笠を被った鉦、太鼓、ササラの各2人づつの計8人の小学生で構
市の滝樹神社では今も「ケンケト踊り」として伝えられ、四条傘鉾の棒振り踊りはこれを参考にして復元されたも
のという。