清龍殿全景 清龍殿落慶記念HPから転載
麻呂ゆかりとする伝説もある。さらにこの「将軍塚」は、国家の大事があると鳴動したという伝説が、源平盛衰記
造された武道場で、老朽化により解体処分が決定していた。だがこの建物は現在では求めることのできない大
木の檜材を用い、京都府民の貴重な浄財によって建立され、また木造建築技術が頂点に達した頃に建てられた
青龍殿の背後に広がる舞台は清水寺の舞台の4.6倍という広大な木造展望台であり、1,046平方メートルにも及
ぶという。将軍塚には東山ドライブウェイが開通したときに作られた展望台があるが、京都の南と南西方面に向
けた展望台であり、この青龍殿の展望台は京都の北方向を一望出来、両展望台で京都全域をほぼ展望出来る
こととなった。桜がややほころび始めた3月下旬そんな将軍塚を訪れた。展望台駐車場からしばらく歩くと青蓮院
門跡の看板が架けられた山門が見え、境内に入ると大日堂の建物が目に入る。大日堂の受付で入場料を支払
い、建物の右側から裏に回ると、美しく広がる庭園の向こうに建つ、青龍殿が優しく迎えてくれた。