京・近江の写真 春夏秋冬

京、近江四季折々の自然の風景とそこに住む人々、祭り、伝統芸能の写真

京都北野天満宮梅花祭その4

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老いも若きも春の訪れを楽しむ。北野天満宮は学問の神様、菅原道真を祭っているから合格祈願の絵馬を奉
 
納する学生の姿も多い。北野下の森に店を構える「長五郎餅本舗」の名物長五郎餅の店にも大瀬の人々が列
 
を作っていた。
 
長五郎餅の由来話   400年あまり前の天正年間のこと。京都・北野天満宮の縁日になると決まって現れる一
 
人の老人がいたという。境内の出店の者に小さな餅(もち)を5、6個売ると去って行く。どこから来てどこへ帰るの
 
か誰も知らない。薄い餅皮にあんを包んだ上品な餅で、次第に評判になった。ある時、一人が老人に尋ねると
 
「河内屋長五郎」と名乗った。天正15(1587)年10月、九州平定を終えた豊臣秀吉北野天満宮の松原で大茶
 
会を催すことになり、市中に高札を掲げて上下の別なく参加を呼びかけた。長五郎も出店仲間に言われて茶屋
 
を出し、秀吉に餅を献上したところ大層気に入られ、「以後『長五郎餅』と名乗るべし」と命名されたという。