2013-06-03 上賀茂大田神社 春 #写真 上賀茂神社の東方にある大田神社は上賀茂神社の摂社(神社本社が管理する小規模な神社、末社ともいう)。 起源は上賀茂神社よりも古く上賀茂では最古の神社と言われる。平安時代の保安元年には鳥羽天皇が大田神 社に来宮され、それ以来天皇家や貴族の信仰を厚く受けているという。 古代、上賀茂神社や太田神社がある上賀茂の地は沼地で、賀茂氏によって開墾されたと言われている。大田神 社の東側には今も約2千平方m2の沼沢地が残り「大田の沢」と呼ばれている。この沢には古代より野生のかきつ ばたが美しく群生し、今もかきつばたの群生で有名。見頃は5月上旬から中旬であるが、この日(5月5日)はまだ 一分咲きの状態であったが、それが返って奥ゆかしさを漂わせていた。