食堂(じきどう)
御影堂
法大師に対する信仰の高まりとともに「お大師様の寺」として庶民の信仰を集めるようになり、21世紀の今日も京
都の代表的な名所として存続。昭和9年(1934年)に国の史跡に指定それ、平成6年(1994年)12月には「古都京
食堂(じきどう) 境内の北寄りに建つ。初代の食堂は空海没後の9世紀末から10世紀初め頃にかけて完成し
始められた。この江戸時代再建の食堂は昭和5年(1930年)に火災で焼失し、現在の建物はその後の再建で、
昭和9年(1934年)に完成。
御影堂 国宝。かつて空海が住房としていた、境内西北部の「西院」(さいいん)と呼ばれる一画に建つ住宅風
の仏堂。前堂、後堂、中門の3部分からなる複合仏堂で、全体を檜皮葺きとする。昭和33年(1958年)の国宝指
定時の名称は「大師堂」であるが、寺では主に「御影堂」の名称を用いている。