塗り替え前の唐橋(2010.年6月撮影)
が、地元の商店主らが「風情がない」と反発して「色論争」が紛糾。「色論争」から2年半を経て、33年ぶりに生ま
れ変わった唐橋である。 色論争は2009年秋、県が1979年の架け替え時と同じ「白木をイメージした木造色」へ
の塗り替えを発表したところ、住民の間で朱色や木肌色、欄干の木造化を望む声も出てきたため県は2010年夏
に検討委員会を設置。昨年2月に「木造橋をイメージできるような唐茶を基調とした色合い」とする提言をまとめ
嘉田由紀子知事に提出し決まった。歴史的には朱色の時代もあったというが実際に眺めてみて、落ち着いた色
で前のクリーム色よりいい感じがする。