京・近江の写真 春夏秋冬

京、近江四季折々の自然の風景とそこに住む人々、祭り、伝統芸能の写真

中山道武佐宿 ムシャリンドウ

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近江八幡中山道武佐宿、この時期武佐宿脇本陣跡ではムシャリンドウの鉢植えを展示している。ムシャリンド
 
ウ、武者竜胆とも書く。武者の字は「武佐」に引っ掛けている。シソ科の多年草で日当たりのよい草原に生える。
 
名は花の姿がリンドウに似ており、蒲生郡武佐村(現近江八幡市武佐町)に由来する。本州中部から北海道にか
 
けて分布し、以前は福島県中通地方の滝根町須賀川市から報告があったが、現在では北海道に少々自生して
 
いる程度で貴重な花という。
 
リンドウの花は歌でも「こむらさき」というように紫色の可憐な花を思い浮かべるが、このムシャリンドウも可憐な
 
可愛い花を咲かせる。色はやはり紫が基調で白に近い色や濃い紫もある。いずれにしても路傍に咲いていても
 
うっかりすれば見過ごしてしまいそうな可憐で頼りなさそうで、6、7月の太陽の強い日差しにも耐えられないので
 
はないかとつい手をかざしてみたくなる花である。武佐町では中山道の武佐宿の町おこしの一環としてこの時
 
期、脇本陣で展示している。
 
武佐宿については下記をご覧ください。