京・近江の写真 春夏秋冬

京、近江四季折々の自然の風景とそこに住む人々、祭り、伝統芸能の写真

入梅を待つ長寿寺その1(湖南三山の一つ)

イメージ 1
 
イメージ 8
 
イメージ 2
 
イメージ 3
 
イメージ 4
 
イメージ 5
 
イメージ 6
 
イメージ 7
 
湖南市にある長寿寺。、滋賀県湖南市石部地区にある天台宗寺院山号は阿星山(あぼしさん)、本尊は木
 
地蔵菩薩秘仏)。同じ地区内にある常楽寺の「西寺(にしでら)」に対して、「東寺(ひがしでら)」と呼ばれてい
 
る。常楽寺善水寺とともに湖南三山の1つに数えられる。
 
創建の事情および時期については、史料が乏しく定かでない。寺伝では、奈良時代聖武天皇の勅願により、
 
良弁紫香楽宮の鬼門を封じるために創建し、聖武天皇の皇女誕生に七堂伽藍を建立し長寿寺と名づけたとい
 
う。平安時代には、阿星山五千坊と呼ばれるほどの天台仏教園を形成した。鎌倉時代には源頼朝が、室町時代
 
には足利将軍家が祈願所として諸堂を造改修したと云われる。常楽寺同様三重塔があったが、織田信長によっ
 
安土城山中の摠見寺に移築されたという。
 
六月の長寿寺は新緑に包まれ、静かなたたずまいを見せるも、青葉は目にまぶしく、風はさわやかなものの初
 
夏のような日差しが照りつけていた。秋は紅葉で有名な寺であるが新緑の紅葉もまた趣があって美しい。