えびすは日本の神で古来から漁業の神。夷、戎、胡、蛭子、恵比須、恵比寿、恵美須などとも表記し、えびっさ
ん、えべっさん、おべっさんなどとも呼称される。
神としてえびすを祀ったという。このため、中世に商業が発展するにつれ商売繁盛の神としての性格も現れる。
それは同時に福神としても信仰されるようになり、やがて七福神の1柱として数えられるようになる。福神としての
えびすは、ふくよかで「えびす顔」の言葉どおりの笑顔で描写されている。
なお、えびす神は一般的に耳が遠いとされており、そのため神社本殿の正面だけでを参拝するのではなく、本殿
の裏側にまわり、そこにあるドラを叩いて願い事をしなくてはならないとされる。したがって今宮戎神社などえび
す神を祀る本殿の裏にはドラが用意されている。ここ京都ゑびす神社は本殿の左横で建物に張り渡した板をた
行った神社と言われる。