京・近江の写真 春夏秋冬

京、近江四季折々の自然の風景とそこに住む人々、祭り、伝統芸能の写真

残り恵比寿その2(京都ゑびす神社)

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えびすは日本ので古来から漁業の神。夷、戎、胡、蛭子、恵比須、恵比寿、恵美須などとも表記し、えびっさ
 
ん、えべっさん、おべっさんなどとも呼称される。
 
平安時代後期には、えびすを市場の神(市神)として祀ったという記録があり、鎌倉時代にも鶴岡八幡宮内に市
 
神としてえびすを祀ったという。このため、中世商業が発展するにつれ商売繁盛の神としての性格も現れる。
 
それは同時に福神としても信仰されるようになり、やがて七福神の1柱として数えられるようになる。福神としての
 
えびすは、ふくよかで「えびす顔」の言葉どおりの笑顔で描写されている。
 
なお、えびす神は一般的に耳が遠いとされており、そのため神社本殿の正面だけでを参拝するのではなく、本殿
 
の裏側にまわり、そこにあるドラを叩いて願い事をしなくてはならないとされる。したがって今宮戎神社などえび
 
神を祀る本殿の裏にはドラが用意されている。ここ京都ゑびす神社は本殿の左横で建物に張り渡した板をた
 
たいて願い事をするようになっている。京都ゑびす神社元来は建仁寺の鎮守の寺内神社であったものを、
 
仏分離に際して建仁寺寺侍が譲り受け宮司となった神社で、十日えびすの縁起物である福笹の授受を初めて
 
った神社と言われる。