洋風建築と古い町並みが調和する不思議な町。池田町にある洋風住宅街は
明治38年に
八幡商業高等学校の
英語教師として来日した
ヴォーリズが設計した町並み。
ヴォーリズは昭和39年に83歳の生涯を終えるまで近江
八幡市に留まり、
キリスト教の伝道とその主義に基づく社会教育、出版、医療、学校教育などの社会貢献活動を
続けた。そしてこれらの事業を経済的に支えるべく多くの人々と力を合わせ、建築設計会社や
メンソレータム(現
メンターム)で知られる製薬会社などの企業活動を展開した。
大正から昭和初期にかけて
ヴォーリズの建築設計会社が設計した建物は全国に現在も数多く残されている。