2013-01-01から1年間の記事一覧
境内では紅葉を愛でる人々も腰かけて疲れを癒す年寄りたちも、そして合掌する人影も、秋陽に照り映えた紅葉 の色に美しく染まっていた。
参道の石畳を一歩一歩足元を確かめるようにして歩を進める。時々雲間から秋の陽射しが差し込むと周囲は紅く 染まり、静かなたたたずまいがなお一層静寂さを帯びてくる・・・
西明寺(さいみょうじ)、滋賀県犬上郡甲良町にある天台宗の仏教寺院。山号を龍応山と称する。本尊は薬師如 来、開基は三修上人である。金剛輪寺、百済寺とともに「湖東三山」の1つに数えられる。西国薬師四十九霊場 第三十二番札所。湖東三山は紅葉で有名…
時代劇やNHK朝の連続ドラマ「ごちそうさん」のロケですっかり有名になった近江八幡の八幡堀。よく出かけてい くのにいままでロケ現場に出遭ったことがない。 やわらかな朝の陽射しが八幡堀に色づいた紅葉の影を落としていた・・・
太郎坊宮の境内から眺めた東近江の田畑の風景・・・豊穣なる実りの秋・・・
阿賀神社は、滋賀県東近江市にある神社である。太郎坊宮(たろうぼうぐう)、太郎坊阿賀神社の通称で知られ ている。当神社が創始されたのは、約1400年前と言い伝えられている。聖徳太子が当地箕作山に瓦屋寺を建立 された時、当社の霊験が顕著であることを…
琵琶湖の河口付近から少し下流の石山寺の前あたりまでの瀬田川は昔からボートレースが行われる有名な川 で、周辺には京都の各大学のボート部の合宿所も数多くある。河口付近にある琵琶湖漕艇場でゴールデンウィ ークに開催される朝日レガッタは今年で66回を…
雨足が次第に強くなってきた。傘を持たない観光客は小走りで駆けてゆく。わたしは駐車場で傘を借りていたの でカメラが濡れないようにしながら帰途についた。もうあと一週間ほどで見頃となるに違いない。
湖東三山とともにこの永源寺もここ二週間ほどの間、大勢の人々が紅葉狩りに押し寄せる。紅葉の美しさがまだ 十分でないこの日、その見返りとしてこのような静かな雰囲気を得ることができたといっていい。 秋雨の雨足は止むどころか次第に強くなりつつある。
秋雨に人影も少なく、しっとりとした落ち着きを見せる境内・・・
秋雨に煙る・・・永源寺の秋
保津川は保津峡を抜けると大堰川となり、渡月橋の下をくぐると桂川となって、京都南部の八幡で木津川、宇治 川と合流して淀川となり、最終的には大阪湾に流れ出る。嵐山に近づくと、川の流れはゆったりとなり、渡月橋が 見えるあたりで保津川下りは終わる。…
渓谷の狭い空間に仕切られた空から午後の温かい陽射しが射し込むと、深山幽谷のたたずまいは一段と強まり 流れの水音と櫓の軋む音に、時折ガイドする船頭さんの声と風景の美しさに感嘆する客のどよめきが混じって渓 谷の静けさは一段と際立ち、時間と空間が…
保津峡の渓谷は次第に深くなり、ふと気が付き見上げるとトロッコ列車が通り過ぎてゆく。一方水面に目を向ける と台風時の増水では完全に水面下に没した川床の大きな岩石があちこち姿を見せていた。岩石によっては上流 から新たに流れてきた岩石もあるといい…
トロッコ列車に乗って終点のトロッコ亀岡で下車、駅前から連絡バスに乗って保津川の乗船場に向かう。この乗 船場も台風被害で完全に水没してしまったという。4、5隻が一団となって岸を離れる。川辺には馬車の姿も見え る穏やかな風景の中を船は進み、亀岡と…
京都に生まれ育ったのにこの歳になって初めて保津川下りを楽しんだ。嵯峨嵐山からトロッコ列車に乗って亀岡 までゆき、保津川下りでまた嵐山に戻ってくる、京都の秋の観光定番コースである。先々月の台風18号で保津 川や桂川、そして京都観光の名所、嵐山…
秋の午後、錦綾なす街路樹の風景・・・
秋を楽しみ、遊び興ずるこどもたち・・・
再び四条通りに戻り、八坂神社に向かう。外人の観光客も自転車で古都の秋を探っていた・・・
四条大橋から先斗町へ、古都の秋を探す・・・大都市の街中を流れる川で鮎漁ができるのはこの鴨川だけでは あるまいか・・・
祇園から四条通、白川通りをたどり、秋を探す・・・
祇園から建仁寺に抜けるあたりは喧噪の街中と思えない秋の静けさが漂う・・・
祇園界隈の秋を探す・・・
古都の秋を探しに出かけた・・・
一千年以上灌漑用水として使用されてきた、寺の西側に広がる四つの溜池。形が「心」となっていることか ら「心字(しんじ)の池」と名付けられた。
竹筒の水滴が手水鉢の水面を揺らし、静けさが広がってゆく大池寺の秋・・・
静寂の秋・・・
禅寺である大池寺書院の蓬莱庭園。サツキの大刈込み鑑賞式枯山水庭園で、江戸時代に水口城を築城した小 堀遠州が作庭したと伝えられている。 書院の正面にある2段大刈込みは、海の大波小波を表し、真っ白い砂の上に宝船を浮かべた姿を表現している。 その中…
大池寺(だいちじ) 滋賀県甲賀市、近江鉄道水口駅の北西約1.2km、丘陵に囲まれた閑静な地にある臨済宗 妙心寺派の寺院。寺伝では、奈良時代末期にこの地を訪れた行基が、現在も寺の周囲にある4つの大きな溜め 池「心字(しんじ)の池」を造り、そのほぼ中…
平成3年に水口城資料館として復元された矢倉の城壁と石垣が優雅で美しいたたずまいをお堀に映していた。