本堂の周囲を散策してから二天門をくぐって帰る頃には、陽の光はさらに傾き、お地蔵さんの林立する参道あた りは光と影が満ち溢れていた。地面に影を落とした風車の、カラカラと鳴る乾いた音に背中を押されるようにして 石段を下っていった・・・もうすぐ初…

晩夏の午後は午後4時過ぎともなると日は西にやや傾き、陽の光は斜めに射すようになる。静寂が包む金剛輪 寺の境内である。