頭に立烏帽子、紅の長袴、白水干を着て舞い踊る白拍子の姿が優雅で美しい。
五月の大堰川のきらめく川面に竿をさす祭船の船頭さんたちはやはり三船祭の主役だ。祭船の間を縫うよ うにして亀岡から下ってくる保津川下りの若い船頭さんもこの主役さんたちからすればまだまだかけだし の青二才だ・・・
流扇船から流されて川面を漂う扇をボートに乗った若い女性が拾い上げて歓声を上げ、今様船の白拍子や 稚児船に乗った稚児の表情はどこまでも明るく、そして尺八の音色と保津川下りの船の櫓の音色が祭の雰 囲気を高めていた・・・
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