2018-12-24 蔵王へ その4 秋の奥州路をゆく #写真 刈田岳山頂(標高1,758m)にある刈田峰神社(かったみねじんじゃ)。奥羽山脈・蔵王連峰の宮城県側、刈田岳 東麓の遠刈田温泉にある刈田嶺神社を当社の「里宮」といい、山頂の同名社を「奥宮」という。御神体は夏季に は山頂の「奥宮」に、冬季には麓の「里宮」にと、両宮の間を季節遷座している。 「里宮」から「奥宮」への遷座は、刈田岳山頂に車で至る道路の蔵王エコーラインおよび蔵王ハイラインの開通に 合わせて行われる。毎年、遷座が行われる前には大崎八幡宮(宮城県仙台市)が「刈田嶺神社雪かき奉仕」を 行っており、凍結した雪に埋もれた社殿および参道をつるはしやスコップを用いて露出させ、参拝可能な状態に している。一方、「奥宮」から「里宮」への遷座は、秋の彼岸が終わった後、10月第1日曜日に「御神体下山式」と して執り行われる。