京・近江の写真 春夏秋冬

京、近江四季折々の自然の風景とそこに住む人々、祭り、伝統芸能の写真

初夏の室蘭港の風景その1

      

室蘭市は北海道の南西部に位置し、天然の良港を活かし、鉄鋼業を中心に、造船、石炭の積み出し、石油精製などで発展した、北海道を代表する重化学工業都市である。新日本製鐵(現:新日鐵住金)や日本製鋼所企業城下町で、「鉄のまち室蘭」と称されてきた。その中にあって三方を海に囲まれた地形で天然の良港として室蘭港がある。室蘭港は1872年(明治5年)の開港以来、海陸交通の要衝として、重要な役割を果してきた。製鉄・石油精製等を主体とした臨海工業港及びフェリー等による背後園の流通拠点港として発展した。 現在の港湾区域面積は1.610ha、年間の入港隻数8,000隻、利用客数30万人を超える。