2022-04-20 三井寺春燦々その2 京、近江の桜シリーズ 金堂は 園城寺全体の、そして中院の中心となる堂宇である。現在の金堂は、園城寺再興を許可した豊臣秀吉の遺志により、高台院が慶長4年(1599年)に寄進したもの。重厚さの中に柔らかさを持つ、典型的な桃山形式の仏堂で本尊は弥勒菩薩。 金堂を取り囲むように咲き誇る桜が美しい。金堂の前の広場から石段越しに見える一切経蔵(重要文化財)や三重塔(重要文化財)の美しい姿も桜風景の中に溶け込んでいた。