2020-03-30 山科岩屋寺の桜その3 京、近江の桜シリーズ 境内の奥に静かに佇む大石良雄の遺髪塚。遺髪は大石良雄の切腹後に寺坂吉右衛門が進藤源四郎に届けたられ、その後旧宅跡のこの地に埋葬されたという。旧宅の庭だったと思われる場所にある池の石組みに設えられた、鹿威しの乾いた音が静かな境内に流れ、大石良雄を偲ぶ歌碑に朝陽が降り注いでいた。