京・近江の写真 春夏秋冬

京、近江四季折々の自然の風景とそこに住む人々、祭り、伝統芸能の写真

2022-03-01から1ヶ月間の記事一覧

石山寺の春その7

石山寺梅園の梅・・・

石山寺の春その6

珪灰石の岩盤の上から境内の風景を眺めながら多宝塔の東側を少し下ると見えてくるのが鐘楼である。重要文化財である鐘楼は寺伝では源頼朝の寄進と伝わるが、細部様式などから鎌倉時代後期と考えられる。二階建てで平面は上下層とも桁行三間、梁間二間で、上…

石山寺の春その5

本堂から多宝塔に続く石段を上がってゆくと、珪灰石の巨大な岩盤を上から眺めることができ、改めて毘沙門堂や御影堂も視野に入るその景観の迫力に驚く。多宝塔に向かう石段の登り口には松尾芭蕉の句碑や紫式部供養塔が参拝客を迎えてくれる。多宝塔(国宝)…

石山寺の春その4

珪灰石の創る景観を右に見ながら歩をすすめると本堂へ続く石段が見える。現存する本堂は三代目で前の建物は承暦2年(1078年)1月2日の火災で焼失し、永長元年(1096年)に再建され、慶長7年(1602年)に淀殿の寄進で合の間と礼堂が改築された滋賀県下最古の…

石山寺の春その3

くぐり岩を過ぎると本殿に続く石段の下に出る。急な階段であり登るのに躊躇していると近くに緩やかな石段があるとの案内が目に入り、そちらに向かい本殿の前の広場に到着。荘厳といってもいいい珪灰石の巨大な岩盤とその上方に建つ国宝の多宝塔の甍が目に飛…

石山寺の春その2

東大門をくぐり参道を行くと左に見えてくるのが公風園白耳亭。中は立入禁止だが、外から眺めるだけでも美しい庭である。さらに右手に見えてくるのが大黒天堂である。大黒天堂 は大黒天を祀る。明治時代後期の建立と伝わる。建物は妻入で桁行五間、梁間は正面…

石山寺の春その1

石山寺は、琵琶湖の南端近くに位置し、琵琶湖から唯一流れ出る瀬田川の右岸にある。本堂は国の天然記念物の珪灰石(「石山寺硅灰石」)という巨大な岩盤の上に建ち、これが寺名の由来ともなっている。『蜻蛉日記』『更級日記』『枕草子』などの文学作品にも…

春の訪れ 草津市立水生植物公園みずの森その4

クリスマスローズが美しい花をつけているという。クリスマスローズは、ローズとついているがバラとは全く違う種類の花で冬の寒い時期に咲く、バラに似た花であることから名付けられた。キンポウゲ科ヘレボルス属に属しクリスマスローズは「冬の女王」とも呼…

春の訪れ 草津市立水生植物公園みずの森その3

すいれんの花言葉は「心の純潔」「清純」・・・

春の訪れ 草津市立水生植物公園みずの森その2

温室の美しいすいれんの花々・・・

春の訪れ 草津市立水生植物公園みずの森その1

烏丸半島にある草津市立水生植物公園みずの森ではさまざまの種類のチュウリップが出迎えてくれて、美しく花を咲かせていた・・・

早春の烏丸半島その2

烏丸半島にある県立琵琶湖博物館の湖岸側にある展望台から眺めた琵琶湖の風景は春の気配に包まれていた・・・

早春の烏丸半島その1

水鳥たちの鳴き声が、静かな湖畔をのんびりと流れてゆく、烏丸半島の早春・・・

雪の近江八幡その3

近江八幡日牟禮八幡宮で例年3月中旬に行われる、春の訪れを告げる「左義長まつり」の山車は例年13基が奉納されるが、今年は新型コロナの関係で10基に縮小されるという。

雪の近江八幡その2

春の気配を感じさせる、近江八幡の雪・・・

雪の近江八幡その1

雪の近江八幡、八幡堀・・・

金勝山 金勝寺その4

金勝寺は、金勝山の山中にあり、静寂なたたずまいを見せる古刹。時の権力者や将軍が詣でたといわれ、千年という歴史の重みや深さを感じる天台宗の寺である。また、栗東八景の「夏清の幽玄」として、境内は春の新緑、夏の涼、秋の紅葉、冬の暮雪として一年を…

金勝山 金勝寺その3

二月堂は仁王門手前の右側に立つ古堂である。この堂の中に重要文化財の木造軍茶利明王立像 (像高360.5cm、平安時代)が安置されている。軍荼利明王は、疫病をもたらす毘那夜迦天(インドのガネーシャ)を調伏すると密教では解釈されている。

金勝山 金勝寺その2

古色漂う仁王門の左右には県指定文化財となっている、今も赤っぽい塗色の残る木造四天王立像と木造天部形立像が立ちにらみを利かせる。仁王門をくぐると見える古色蒼然の建物が本堂である。本堂の障子を開けて中に入ると重要文化財の本尊釈迦如来(像高218cm…

金勝山 金勝寺その1

拙宅から車で半時間ほどで行ける古拙な山寺がある。金勝山(こんぜやま)という標高(604.7m)の山の山頂近くにある金勝寺(こんしょうじ)という寺である。金勝寺は滋賀県栗東市荒張にある天台宗の寺院で山号は金勝山。本尊は釈迦如来。奈良時代に良弁によって…