京・近江の写真 春夏秋冬

京、近江四季折々の自然の風景とそこに住む人々、祭り、伝統芸能の写真

2019-09-01から1ヶ月間の記事一覧

YahooブログからHatenaブログへの移行のこ挨拶

永年利用してきましたYahooのブログからこのHatenaブログに引っ越しまして1か月経過いたしました。同じブログでも内容はまるっきり違いますから写真や文章の投稿等この1か月間試行錯誤を繰り返してきましたが、ようやく慣れ、このように遅ればせながらご挨…

山寺(立石寺)をゆくその12

感動と想いに浸りながら山を下りる・・・参道に立って見送ってくれる地蔵たち・・・ まさに「閑さや岩にしみ入る蝉の声」である・・・ これで「初夏の奥州路をゆく」を終わります・・・

山寺(立石寺)をゆくその11

五大堂から降りて来た参道から見上げると、狭い岩壁の上に張り付いたように建つ納経堂、開山堂そして五大堂の姿が目に入った。まるで雪舟の水墨画のように静かにたたずんでいた・・・

山寺(立石寺)をゆくその10

五大堂からの眺望の素晴らしさにしばし時を忘れる・・・

山寺(立石寺)をゆくその9

納経堂の右下にある建物が開山堂、 立石寺を開いた慈覚大師のお堂で、大師の木造の尊像が安置されており、山内の僧侶が朝夕、食飯と香を供えてお勤めをしているという。開山堂の前の石段を登ると頭上の建物は五大堂といい、五大明王を祀って天下泰平を祈る道…

山寺(立石寺)をゆくその8

開山堂と五大堂に向かう。明るく開けた遠景の中、岩の上に建つ赤いお堂が目に留まった。写経を納める納経堂で、山内で最も古い建物である。県指定文化財で、昭和62年に解体修理がおこなわれている。その真下に、慈覚大師が眠る入定窟がある。

佐川美術館その3

刀剣の鑑賞を終えて外に出ると、陽がすこし西に傾き、水面がキラキラと輝いていた。 光が創り出すさまざまの影に、到来が遅れている秋の気配に想いを馳せる・・・

山寺(立石寺)をゆくその7

奥之院、大仏殿に参拝して塔中支院の一つである華蔵院の前を通り、重要文化財に指定されている三重小塔があった。三重小塔は永正10年(1513)に製作が開始され永正16年(1519)に竣工された。製作者は山寺立石寺の支院である華蔵院の当時の住職静運が発願し十穀…

佐川美術館その2

水面に映る大屋根の像や反射して建物の天井に投影される波紋の細かな動きが美しい。

山寺(立石寺)をゆくその6

仁王門をくぐって石段を登ってゆくと辺りが明るくなり視界が開けてきた。江戸時代までは12の塔中支院(塔頭)があり、多くの僧が修行に励んでいた。今は性相院・金乗院・中性院・華蔵院の4つの院が、その面影を残している(写真は性相院)。それら4つの院…

佐川美術館その1

厳しい残暑が続く一昨日、琵琶湖大橋東詰の近くにある佐川美術館に出掛けた。「名刀は語る 美しき鑑賞の歴史」という刀剣の企画展を観に行ったのである。昨今の刀剣ブームを反映して多くの、特に若い女性の鑑賞者が来館していた。展示物の写真はここでは紹介…

山寺(立石寺)をゆくその5

百丈岩を見上げながらさらに登ると案内板が目に入ってきた。「せみ塚」の案内板である。せみ塚は案内板によると「松尾芭蕉のおくのほそ道の紀行文に山形領に立石寺という山寺あり。慈覚大師の開基にして、殊に清閑の地なり。一見すべきよし、人々の勧むるに…

山寺(立石寺)をゆくその4

さらに参道を登ってゆくと左上方にそびえる岩壁が見えてきた。百丈岩という。この岩壁のうえに納経堂や開山堂、展望随一の五大堂がたっている。

山寺(立石寺)をゆくその3

山門で入山料を払い参道の石段を登る。お山の自然にそってつくられたこの参道は、昔からの修行者の道。一番せまいところは約14センチの四寸道で、開山・慈覚大師の足跡をふんで私たちの先祖も子孫も登るところから、親子道とも子孫道ともいわれる。 参道の両…

山寺(立石寺)をゆくその2

根本中堂をお詣りして右にしばらく進むと松尾芭蕉のあの有名な俳句「閑さや岩にしみ入る蝉の声」の句碑が建っていた。元禄2年(1689)、おくのほそ道をたどり、今の7月13日に山寺を訪れた松尾芭蕉の句で、門人たちが嘉永6年(1853)に建てた句碑である。その参道…

山寺(立石寺)をゆくその1

娘との一泊二日の旅行を終えて仙台の娘の家で旅の疲れを癒した翌日、わたしは娘と山形県山形市の立石寺(通称山寺)へのドライブを楽しんだ。 立石寺(りっしゃくじ)は、山形県山形市にある天台宗の寺院。山寺(やまでら)の通称で知られ、古くは「りゅうし…

竜飛崎へその5

竜飛崎展望台からの帰路、岬の崖下の海岸に小さな漁港があった。竜飛漁港という。漁港までの海岸に敷かれた防波堤が冬季の波の激しさを示している。だが初夏の今は穏やかな波が防波堤を洗っていた。近くに太宰治の文学碑が建てられていた。 『ここは本州の袋…

竜飛崎へその4

津軽海峡から反対側に目を転ずると津軽半島の根っこにある山々が目に飛び込んできた。雄大な光景に感動する。風力発電の大きな羽に、厳寒の冬季、津軽海峡を吹き渡ってくるすさまじい風の凄さを想像する。アジサイも美しく咲いていた・・・

竜飛崎へその3

日本の灯台50選にも選ばれている竜飛崎灯台、眼前に津軽海峡が横たわり、その向こうに北海道の陸地がかすかに見える。本州と北海道をわずか20キロで隔てる津軽海峡、岬の最先端には防衛省のレーダー基地がある。かつて同レーダー基地には旧陸軍の津軽要塞や…

竜飛崎へその2

竜飛崎からの絶景・・・

竜飛崎へその1

いよいよわたしどもの旅も最終地に向かった。竜飛崎である。三内丸山遺跡から70キロ強、二時間あまりのドライブで、津軽半島の国道280号線を北上する。右手の車窓には陸奥湾が広がっていた。 竜飛崎は、青森県東津軽郡外ヶ浜町三厩龍浜にある、津軽半島の最…