京・近江の写真 春夏秋冬

京、近江四季折々の自然の風景とそこに住む人々、祭り、伝統芸能の写真

2018-08-01から1ヶ月間の記事一覧

八朔の朝その9

舞妓さんはぽっくり(下駄)の心地よい響きを響かせながら巽橋の石畳を渡ってゆく・・・

八朔の朝その8

お茶屋に挨拶に来る者、帰る者鉢合わせすると賑やかな挨拶と笑い声が広がり、また祇園の町に散ってゆく。

八朔の朝その7

市有里さんが籍を置く祇園北側にあるお茶屋「中支志」、一度戻り、しばらくして出てきたところをパチリ。 疲れた様子も見せず、さすがプロ、微笑みを浮かべてポーズ・・・

八朔の朝その6

紫色の日傘が涼しげに夏空に舞う・・・

八朔の朝その5

お茶屋「富美代」の前で挨拶を交わす芸妓さんたち。かつて祇園華やかなりし頃は数百件といわれるお茶屋が あったとか、それらのうちいまでいえば星マーク的な扱いをされていたのが「赤前垂(あかまえだれ)」。当時七件 のお茶屋のみに許されていたという。…

八朔の朝その4

芸妓さん舞妓さんたちが四条通を渡るお馴染みの八朔の風景・・・ しばらく四条花見小路で写真を撮っていたが四条通りの一筋北の富永町の通りに移動。しばらくしてやって来た 三人連れのうち芸妓さんは名を市有里さんといい、小生が初めて祇園の八朔に訪れた…

八朔の朝その3

行き交う者同士で互いに 「おめでと~さんどすぅー」 「よろしゅう~おたのも~しますぅー」 「おお~きにぃ~」 とはんなりとした京ことばで挨拶を交わし、去ってゆく・・・

八朔の朝その2

巽橋から四条通り花見小路の交差点の北詰の歩道に移動。ここだとアーケードの下であり日陰もあり、花見小 路から四条通を北に向かって渡ってくる芸妓・舞妓さん、逆に四条通りを南に向かって一力茶屋に向かう芸妓・ 舞妓さんが必ず通る道であり、さらに信号…

八朔の朝その1

巽橋の北側で大勢の写真愛好家が待ち構える中、例年より遅い時間にようやく一人の舞妓さんが姿を見せ、 多くのカメラを気にしながら巽橋を渡ってくる。今までの静寂を破ってたくさんのカメラのシャッター音が響き渡る。 だが舞妓さんが渡り切るとまた静かな…

八朔の朝 祇園町

静かな祇園町、八朔の朝・・・あと数時間もすれば喧噪の町となる。

祇園巽橋

辰巳大明神のすぐそば、白川の流れる巽橋を中心とした地区は伝統的建造物群保存地区に指定されている。 巽橋は祇園の北側に位置し、切り通しを抜けた先に流れる、白川に架かる橋である。

辰巳大明神

新橋通りが白川南通りと分岐する角にある辰巳大明神はその名のとおり、御所の辰巳の方角の守護神として祀 られた。今日では、祇園の芸妓や舞妓が芸事の上達を願う神として、また、商売繁盛の神として信仰されてい る。伝説によると・・・辰巳大明神の横の巽…

白川から祇園巽橋まて゛

この猛暑の日に祇園まで行くなんて、驚いて目を丸くする妻を尻目に八朔の日、祇園に向かった。祇園までいつ ものように白川から東山通りを渡って向かう。細い路地を抜け新橋通りに出ると目の前の辰巳大明神の鮮やか な朱色が目に飛び込んでくる。覚悟はして…

7月17日山鉾巡行その11

山鉾巡行を見物する芸妓さん舞妓さんの艶やかな姿を紹介して、18祇園祭のページを終わりたい。 なお7月24日には祇園祭の後祭が行われ、後祭の山鉾が巡行したが、同時に行われる予定だった花笠巡行は 記録的な猛暑のため中止となったため、今年の後祭には行か…

7月17日山鉾巡行その10

続いて四条通り室町下る(室町通り南方向)に鉾町のある鶏鉾、さらに四条通り室町上る(室町通り北方向)に 鉾町のある菊水鉾が最後の辻回しを行い、山鉾巡行の終焉を惜しむ人々から万雷の拍手喝采を浴びていた。

7月17日山鉾巡行その9

長刀鉾は四条通を東に進み、烏丸通を横断してゆく。ふと西に目をやれば函谷鉾が近づいていた。大勢の見物 客の歓声と拍手を受けながら烏丸通の西側の鉾町に帰ってきたのである。鉾へ架け橋が渡されると屋根方が拍 手を受けながら降りてきた。そのあと囃子方…

7月17日山鉾巡行その8

昔は鉾の上からちまきを撒いていたが、見物客がちまきを争って取り合うようになったため危険防止のため、 ちまきは撒かなくなった。両側の町屋の二階からも拍手と歓声が轟き、雰囲気は嫌が上にも盛り上がる。 長刀鉾にしばらくついて移動していたが、四条通…

7月17日山鉾巡行その7

真下から見る鉾の迫力は凄い。動き出したり止まったりするたびに、縄だけで組まれた鉾は前後に揺れ、悲鳴を 上げるように骨組みの木が軋む。また車輪にかましたテコの軋みと大きな車輪の回転音、そして地を噛む音が 大きく響く。