京・近江の写真 春夏秋冬

京、近江四季折々の自然の風景とそこに住む人々、祭り、伝統芸能の写真

2014-07-01から1ヶ月間の記事一覧

古都の夏その5

三年坂を登り切ると清水寺の参道にぶつかり、人の流れは一度に多くなり、その流れに乗るようにして清水寺に 向かう。参道途中、左手にある大日堂に陸前高田の流木松で京都伝統工芸学の学生たちが制作した大日如来 坐像が安置されていて、多くの人々がお参り…

前祭山鉾巡行 曳き方

外国人も参加する山鉾の曳き方たち。かつては曳き方のなり手が少なく人集めに苦労した時代もあったが、ア ルバイトとしての処遇もよくなり、またボランティアの祭に参加してみたいという人たちも増えて、近年はそういう 苦労もなくなったという。いずれにし…

古都の夏その4

二年坂から三年坂(産寧坂)にかけては一番京都らしい風情が漂う観光スポットだ。沿道のいろいろな店が時を 経て入れ替わったりしているが、京都らしい風情だけは変えてほしくはないと思っているのだが・・・

前祭山鉾巡行 車方

車方はまさに縁の下の力持ちである。鉾の方向転換とブレーキを担当し、そして鉾下の安全確保に務める、一 番大事な部分を担当している。だから動いている鉾の下に潜り込んだり、車輪の下に車停めを入れたり、また方 向変換の微調整にテコ棒を車にかませると…

古都の夏その3

東山散策の定番、ねねの道から二年坂(二寧坂)へ・・・時折見かける浴衣姿の若い女性も清々しい。

前祭山鉾巡行 音頭方

時に静かに、時に激しく鉾の前で舞う各鉾の音頭方たちは巡行の華といっていい。子供たちはこの音頭方にあ こがれ、わたしも子供の頃箪笥の取っ手に紐を取り付けて、扇子を振ってよく真似て遊んだものである。京都に 生まれ育った子供たちは大概こうして遊ん…

古都の夏その2

わたしの古都散策の好きなコース、白川から知恩院の三門前を通り、円山公園への入り口にある、かつての国 民的作家で「宮本武蔵」で有名な吉川英治が「慈母の味がすると」といった「いもぼう」(芋棒-海老芋と1週間 ほどかけて柔らかく戻した棒鱈を1日かけ…

前祭山鉾巡行 囃子方

祭には欠かせないお囃子。狭い鉾の上で懸命にお囃子を奏でる囃子方。

古都の夏その1

白川行者橋(別名阿闍梨橋ともいう)あたりの夏の風景。近くにある華頂短大(浄土宗の総本山知恩院系列)の 学生が行き来する。

前祭山鉾巡行 屋根方

広い通りを巡行しているときは暇な屋根方も狭い道路に入ると俄然忙しくなる。すぐそばに迫る町屋の屋根や電 柱線に鉾が触れないよう、命綱に体を預けて地上8mの高さに身を乗り出す。

湖南初夏の風景その2

静かな初夏・・・

前祭山鉾巡行の風景その3

巡行の終盤、広い御池通りから両側に町屋が狭る新町通りに入ると、俄然巡行の迫力は増す。巨大な鉾がすぐ 脇を過ぎてゆく。荒縄で組み立てられた鉾の土台骨はギシギシと軋み、大きな車輪が大きな音を立てながら進 む。頭上を見れば屋根の上にいる屋根方が町…

前祭山鉾巡行の風景その2

最初の二枚の写真は綾傘鉾といい、鉾の古い形態を残す笠鉾の一つで大きな傘と棒振り囃子の行列で構成さ れ、棒振り囃子とは赤熊をかぶった棒振りが鉦、太鼓、笛に合わせて踊る。

湖南初夏の風景その1

湖南初夏の風景・・・

前祭山鉾巡行の風景その1

7月17日に行われる山鉾の巡行。今年からは前祭の山鉾巡行と後祭(7月24日)の山鉾巡行に分かれる。前祭 の巡行は9基の山鉾と14基の山、合計23基の山鉾(後祭は1基の鉾と9基の山、合計10基の山鉾)が真夏の都 大路を巡行する。巡行の順番は事前にくじ引きに…

前祭宵々山その5

日が暮れてくると山鉾の提灯が華やかに浮かびあがり、祭の雰囲気は嫌がうえにも盛り上がってくる。最近は 提灯の光もLEDを使用する鉾が増えてきた。電気料を節約するためだが明るすぎて、かつての白熱灯の時のよ うな鉾の周りの陰影の妙が失われてしまっ…

前祭宵々山その4

子供たちの表情も輝いている宵々山の風景・・・

前祭宵々山その3

宵々山を楽しむ人々・・・

前祭宵々山その2

夕陽に輝く宵々山の風景・・・

烏丸半島の初夏その3

烏丸半島初夏の風景・・・

前祭宵々山その1

いよいよ今年も祇園祭の季節がやってきた。今年の祇園祭から昭和41年に前祭と後祭が合同化されて以来約 半世紀ぶりに後祭が復活。昔のように17日と24日の2度に分けて山鉾巡行が実施されることになった。昨年まで 24日に行ってきた花傘巡行もコース変更をし…

烏丸半島の初夏その2

ハスは7月の誕生花であり、夏の季語。 花言葉は「雄弁」・・・

烏丸半島の初夏その1

琵琶湖湖南の烏丸半島にあるハスの自生地にも初夏がやってきた・・・

盛夏の予感その2

盛夏の訪れはもうすぐだ・・・

盛夏の予感その1

近江八幡にある小さな漁港で梅雨の合間に釣りを楽しむ人影にも、これからやってくる厳しい盛夏を予感させ る・・・

多賀大社夏越祓その2

多賀大社夏越祓の日の風景、もうすぐ炎暑の夏がやってくる・・・

多賀大社夏越祓その1

毎年6月30日に行われる多賀大社夏越祓。夏越祓(なごしのはらえ)とは茅の輪をくぐることによって半年間の穢 れを祓い清めて無病息災を祈願する行事。

支笏湖初夏の風景その2

原生林が湖畔に迫る支笏湖の風景・・・ これで北の大地シリーズ(初夏の北海道)を終了いたします。

夏越しの日の押立神社(東近江市北菩提寺)

田園の中にある押立郷(おしたてごう)の総氏神で、「大宮さん」の名で親しまれている。開基は奈良時代後期と いわれ、火産霊神(ほうぶすながみ)と伊邪那美命(いざなみのみこと)を祀っているという。木々がうっそうと茂 る静かな境内には、南北朝時代に…

支笏湖初夏の風景その1

「苔の洞門」をあとに再び支笏湖の周回道路に戻って、支笏湖を半周ほど時計まわりと逆に走り、支笏湖温泉の 駐車場に到着した。残念ながら天候は曇りで、周囲の山々は雲が架かっていたが視界は悪くない。風はなく、湖 面は穏やかに広がっていた。湖岸は公園…