京・近江の写真 春夏秋冬

京、近江四季折々の自然の風景とそこに住む人々、祭り、伝統芸能の写真

2014-03-01から1ヶ月間の記事一覧

桜開花東山界隈その2

円山公園の奥にある古木の枝垂れ桜はもう満開で優雅な姿を見せていた。

桜開花東山界隈その1

桜の開花情報に京都円山公園にやってきた人々。公園中央の有名な枝垂れ桜の下で、人々は春の到来を実 感する。夜桜見物の緋毛氈を敷いた床几の準備も万端、夜の訪れを待つ人々の姿もちらほらと見え隠れする。

春一番その3

草津の志那湖岸にもたくさんの水鳥たちが静かに餌を啄んでいた。湖面に目をやると対岸線が鏡に反射したよ うに見えている(最後の写真)。春を告げるこの時期特有の蜃気楼である。

春一番その2

淡水真珠の養殖が行われている草津市の志那町にある内湖(平湖)では、この日多くの水鳥たちが羽を休めて いた。一度に飛び立ったら壮観な眺めだろうと思いながら、小枝を踏んだ音を立てて水鳥たちを驚かせないよう に岸辺に近づく。三上山の姿も内湖を取り…

春一番その1

3月8日に琵琶湖開きが行われた琵琶湖に本格的な春がやってきた。湖岸のヨシの影が湖水にきらめき、えり漁 の網はゆったりと波に身を任せ、観光船「ビアンカ」が湖面を滑るようにして進んでゆく。

春風湖上を渡る

比良山を越え、湖上を吹き渡ってくる爽やかな、だが比良山の残雪の冷たさをも運んでくる春風・・・湖上に浮か ぶ沖島の向こうには雪を抱いた伊吹山が春霞の中に茫々としていた。

グッドショット

グッドショット・・・素晴らしい思い出の写真を撮る人たち。この子供たちが大人になったとき、このあたりの風景は どうなっているのだろう。菜の花は変わらず咲き続けているのだろうか・・・比良山系の銀嶺も目にすることができ るのだろうか・・・

菜の花と戯れて・・・

明るい子供たちの笑顔が菜の花にはよく似合う・・・

菜の花と比良山(守山第二なぎさ公園)

ようやく春がやってきた・・・

梅花祭野点大茶湯の風景その3

京都には五花街がある。この上七軒に祇園甲部、祇園東、先斗町、および宮川町の5つの花街であり、これらを 総称して京都の五花街と呼ぶ。その中でこの上七軒だけが室町時代から続く花街であり、他の四花街はいずれ も江戸時代初期以降に出来た花街である。…

梅花祭野点大茶湯の風景その2

凛とした芸妓さんたちの姿。北野天満宮にそばにあり、西陣の隆盛とともに育ってきたとはいえ上七軒は都の西 北にあることから、都の真ん中にある祇園に対する対抗意識はすさまじく、とりわけ踊りや三味線、長唄などの 芸については、祇園の芸妓には決して負…

梅花祭野点大茶湯の風景その1

北野大茶会(きたのだいさのえ)は、天正15年10月1日(1587年11月1日)に京都北野天満宮境内において関白 太政大臣・豊臣秀吉が主催した大規模な茶会のことをいう。梅花祭のこの日境内では梅花祭神事のほか、豊臣 秀吉が北野大茶湯を催したことに因んだ『梅…

京都北野天満宮梅花祭その7

北野天満宮梅花祭の日の上七軒の風景。北野天満宮の東側にある上七軒は室町時代に北野天満宮の再建 の際に残った機材を使って7軒の茶店を建てた。これが「上七軒」の由来で、桃山時代に豊臣秀吉が北野で大茶 会を開いた折に茶店側は団子を献上したところ大…

京都北野天満宮梅花祭その6

梅花祭の日の縁日の風景・・・

京都北野天満宮梅花祭その5

境内の白梅、紅梅・・・

京都北野天満宮梅花祭その4

老いも若きも春の訪れを楽しむ。北野天満宮は学問の神様、菅原道真を祭っているから合格祈願の絵馬を奉 納する学生の姿も多い。北野下の森に店を構える「長五郎餅本舗」の名物長五郎餅の店にも大瀬の人々が列 を作っていた。 長五郎餅の由来話 400年あまり…

京都北野天満宮梅花祭その3

梅はまだ見頃ではないけれど、春を迎える歓びの声が境内に充満していた。

京都北野天満宮梅花祭その2

北野天満宮梅花祭は祭神菅原道真公が延喜3年(903)2月25日薨去された祥月命日に行われる祭典であり、鳥 羽天皇天仁2年(1109)2月25日にこの祭典が行われた記録が残っていることから約900年もの古い歴史を持っ ている。この祭典には、貞明皇后参拝の古例に…

京都北野天満宮梅花祭その1

古都京都に春の訪れを告げる北野神社の梅花祭。春を待ちわびる大勢の人々で境内は賑わっていた。 祭神の菅原道真をしのび、約900年前から命日に営まれてきた神事。道真は梅の花を愛したことで知られ、境 内には約50種約1500本の梅が植わる。

東海道亀山城址

亀山城は伊勢国鈴鹿郡亀山(現在の三重県亀山市本丸町)にあった城。丘陵の上に建ち、白壁の櫓・門・土塀 などを連ねる景観が蝶の群れとなって舞う姿にたとえられ、別名を粉蝶城(こちょうじょう、ふんちょうじょう)とも 呼ばれた優美な城であったという。…

東海道亀山宿

関宿の次の宿場町、亀山宿は東海道五十三次の46番目の宿場である。現在は三重県亀山市。亀山は宿場町 であるとともに亀山城の城下町でもありそのため、見通 しのきかない曲がりくねった複雑な道や坂道が多く、城 下町らしい特徴的な町並みとなっていた。宿…

東海道関宿その3

この時期関宿では、2月から3月にかけて1か月間それぞれの町屋が代々受け継いできた雛人形を展示するイ ベントが行われる華やかな季節でもある。関宿夏祭り(7月下旬)に使われる山車の模型とそれを曳く引手たち の人形も展示されていた。いずれもかつての東…

東海道関宿その2

京都から江戸に向かう旅人は厄除けで有名な田村神社のある土山宿で一泊し、翌朝早立ちで難所の鈴鹿峠に 向かう。一方江戸から京都に向かう旅人はこの関宿で宿を取り、改めて旅装を整えて明朝鈴鹿峠に向かう。関 宿の通りから臨める鈴鹿山脈は近江の国と伊勢…

東海道関宿その1

関宿は、東海道五十三次の47番目の宿場である。現在は三重県亀山市(もとは関町であったが、2005年1月11 日に亀山市と合併した)。古代からの交通の要衝で、壬申の乱の頃に古代三関[不破関(美濃国)、鈴鹿関(伊 勢国)、愛発関(越前国)]の一つ「伊勢…

田村まつりその4

境内の露店では楽しそうな子供たちの歓声が広がる・・・