京・近江の写真 春夏秋冬

京、近江四季折々の自然の風景とそこに住む人々、祭り、伝統芸能の写真

2012-07-01から1ヶ月間の記事一覧

盛夏東山界隈その1

真夏の日照りに白川の柳も芙蓉の花も、三年坂の枝垂れ桜もうだるように微動だにせず、石塀小路へ抜ける路 地は薄暗く、目を射るような日差しが照りつける石塀小路の石畳には人影すらない、真夏の昼下がり・・・

山鉾巡行の風景その2

四条河原町の東南角にある商業ビルでは一昨年の祇園祭のときは阪急百貨店の看板が山鉾を見下ろしてい た。昨年の祇園祭からは京都マルイが営業している。河原町通りの両側のビルも近年新しく建て変わったビル が多く、テナントもずいぶんと様変わりしてきた…

山鉾巡行の風景その1

焼けるような炎天下の都大路をゆく山鉾・・・

祭の女性たち

山鉾の曳き手たちにお茶のサービスをする女性や祇園の舞妓さんの表情も華やかな祭によく似合う・・・

祭の男たち

祇園祭に参加する男たちの表情を追ってみた・・・

山鉾巡行 車方その2

鉾が無事「辻回し」を終えると周囲の見物客から大きな歓声と拍手が起きる。車方は満足した笑顔を浮かべ、汗 をぬぐいながら互いにうなづきあう。

山鉾巡行 車方その1

ゆったりとした山鉾巡行も、車方といわれる鉾の足回りを担当する職人たちは巡行中気が休まるときはない。 てこ棒により大きな車輪の方向を微調整しながら鉾の方向を修正して9トンもある鉾の方向を変える。 「辻回し」と呼ばれる直角に鉾を方向転換される場…

山鉾巡行 囃子方

鉦太鼓笛の独特の優雅なお囃子は気品と誇りに満ち溢れている。山鉾の囃子方は鉾の華である。 youtubから http://www.youtube.com/watch?v=TmAX4T1lFfk&feature=related

山鉾巡行 音頭取り

音頭取りは山鉾のディレクターみたいなもので運行全般を指揮する。音頭取りのかざす扇子や軍配に従って曳 き方や屋根方そして車方は一糸乱れず山鉾を動かし停車させ、また鉾の進む方向を変換する。音頭取りは鉾の 顔であるとともに花でもあり、鉾町の子供た…

山鉾巡行 屋根方

かつては京都の狭い道路を巡行した山鉾の屋根方は多忙を極めた。両側の民家の屋根にぶつからないように 身を屋根から乗り出し、また電線に触れないように四方八方に目を配り、狭い屋根を右左に移動する。岸和田の だんじり祭のだんじりの屋根に乗る屋根方の…

山鉾巡行 曳き方

7月17日祇園祭のハイライト、山鉾巡行は真夏の晴天のもと都大路で繰り広げられた。汗を拭き拭きその様子を カメラで追ってみた。 アスファルトからの灼熱の熱気を全身に浴びながら各鉾の曳き方は黙々と山鉾を曳く。太い引き縄はおそらく触 れれば一瞬たじろ…

宵々々山その5

夜店の風景に懐かしいこどもの頃が思い出されて、思わず涙腺が緩む・・・

宵々々山その4

夜店の風景にこどもの姿は欠かせない・・・

宵々々山その3

古都の闇が増してくると提灯の灯りが浮かび上がり、幻想的な雰囲気をかもし出す。人々は夢心地で山鉾の前 に立ちうっとりと山鉾を見上げるのである。

宵々々山その2

こどもたちの浴衣姿が可愛い宵々々山の風景。薄暮の中、提灯の明るさが次第に増してゆく。

宵々々山その1

山鉾の巡行日は7月17日だからその前日を宵山といい、その前日を宵々山という。さらにその前日すなわち7月 14日を宵々々山といっているが、例年だとこの日はまだそんなに見物客は来ない。だが今年は三連休の初日に ぶつかったものだから予想していたとは…

ブログ開設4周年

ブログの容量の関係から「京・近江の写真 春夏秋冬その2」に転載いたしました。 http://blogs.yahoo.co.jp/sna65954_2/folder/638336.html

鉾建て風景

函谷鉾 菊水鉾 菊水鉾 月鉾 月鉾 鶏鉾 菊水鉾 菊水鉾 今年も祇園祭がやってきた。7月一杯京都は祇園祭の熱気に包まれる。そんな京都を例年通りカメラで追って みた。7月11日から各鉾町では鉾の組み立てが始まる。これを鉾建てという。技量たしかな職人た…

水口岡山城址

水口岡山城は、椀を伏せたような姿を見せる大岡山(だいこうやま)、通称城山(古城山)と称される標 高282mの山一帯に築かれた山城で、別名を水口古城ともいう。 天正13年(1585)、羽柴秀吉が甲賀郡と蒲生郡の一部を支配させるために、家臣の中村一氏に命…

水口城址その2

石垣に架かる桜も風情があるが堀端に咲く紫陽花も美しい。

ブログ開設3周年

ブログの容量の関係から「京・近江の写真 春夏秋冬その2」に転載いたしました。 http://blogs.yahoo.co.jp/sna65954_2/folder/638102.html

水口城址その1

水口城は野洲川の中流域にあり、周辺はなだらかな水口丘陵である。北に東海道、南方に水口神社、そして野 洲川が流れる。南部は野洲川の後背部で田が広がっていた。また、甲南部、杣谷を経て伊賀へとぬける間道伊 賀街道が通る。 関ヶ原合戦後、徳川氏の直…

東海道水口宿その2

初夏の昼下がり、1人のお年寄りの歩く姿しか視界に入ってこない宿場町は静まりかえっていた。高札場跡の存 在がかつての宿場町であったことを物語る。町角にたたずんで、朝夕人通りの絶えることのない旅籠が連なる通 り、旅籠の客引きの呼び声、賑わい、ざ…

東海道水口宿その1

滋賀県甲賀市水口町 東海道五十三次の50番目の水口宿がある。旧街道の面影を残す建物が初夏の日差し を浴びていた。街道に向けて正門を構える県立水口高校校庭の生徒たちのざわめきが風に乗ってかすかに聞 こえてくる静かな町のたたずまい。

梅雨明けを待つ瀬田川河口

梅雨明けはもうすぐ、夏の太陽がジリジリと照りつける夏がもうすぐやってくる・・・ (写真のワイヤーにぶら下がった三角のプレートは滋賀県立琵琶湖漕艇場のゴール~毎年5月のゴールデンウ ィークに4日間にかけて行われる「朝日レガッタ」はこの漕艇場で行…

ブログ開設2周年

ブログの容量の関係から「京・近江の写真 春夏秋冬その2」に転載いたしました。 http://blogs.yahoo.co.jp/sna65954_2/folder/637966.html/

ニュー瀬田の唐橋

塗り替え前の唐橋(2010.年6月撮影) 5月、日本三名橋に数えられる大津市の「瀬田唐橋」の塗り替えが完了した。当初案は元のクリーム色だった が、地元の商店主らが「風情がない」と反発して「色論争」が紛糾。「色論争」から2年半を経て、33年ぶりに生ま …

ブログ開設早や1年

ブログの容量の関係から「京・近江の写真 春夏秋冬その2」に転載いたしました。 http://blogs.yahoo.co.jp/sna65954_2/folder/637939.html

里山シリーズ78 初夏の里山風景

梅雨雲が低く重く垂れた里山の空は雨気に満ち満ちていた。白鷺の白さばかりが目立つ初夏の里山風景。

初夏の能登川水車

東近江市能登川町にある能登川水車。東近江市の西端部にある内湖は江戸時代には湖上交通の要所として、 大津・松原(現・彦根市)・長浜・米原に次ぐ位置を占めたといわれている。水郷地帯で水に恵まれ、かつて36基 もの水車が精米や製粉として活躍していた…