京・近江の写真 春夏秋冬

京、近江四季折々の自然の風景とそこに住む人々、祭り、伝統芸能の写真

2011-07-01から1ヶ月間の記事一覧

山鉾巡行その6 曳方

綱を曳いて鉾を動かす曳き子たち。鉾によって人数は異なるがおおよそ30人~50人が鉾を曳く。鉾によっては外 人留学生も参加する。

山鉾巡行その5 車方

山鉾巡行の裏方を務める車方。巨大な鉾の足元で鉾の発進、停止、方向転換を担当するから巡行中は危険と 隣り合わせの部署である。特に動いている鉾の大きな車輪の下に入って中腰でてこを車輪にかまし、進行方向 を微調整するときが一番危険である。事故が起…

山鉾巡行その4 音頭取り

音頭取りは鉾の前部に立って扇子で音頭を取り、鉾の巡行を指揮する、通常二人で音頭を取るが、「辻回し」 といって鉾を方向転換するときは両前輪にあと二人がまたがって、計4人で音頭をとる。 「ヨーイヨーイ、エンヤラヤー」と扇子で調子をとりながら掛け…

山鉾巡行その3 囃子方

コンコンチキチン、コンキチン、チキチンチキチン、コンチキチンと雅な調べを奏でる祇園囃子。そのお囃子を担 当するのが囃子方である。曲目は各鉾でそれぞれ約30曲あるといわれている。楽器は鉦、太鼓、笛の3種類で 鉦方は少年期から稽古を始め、成人に達…

山鉾巡行その2 屋根方

山鉾の屋根方は巡行の間、屋根の上で巡行の安全に心掛ける。四条通や河原町通、御池道の広い道路では 手持ち無沙汰となるが、御池通から新町通や室町通の狭い道路に山鉾が入ると俄然忙しくなる。屋根の高さ以 上にある電線や両側の町家の軒先が鉾にぶつから…

山鉾巡行その1 山鉾

今年の山鉾巡行は河原町御池の西南角の場所に陣取り、辻回し(方向転換)の様子を写すことにした。

宵山風景その4

宵山、夜店の懐かしい風景・・・

宵山風景その3

一番遠くに見える鉾が長刀鉾、次が函谷鉾、一番手前が月鉾 月鉾 放下鉾 鶏鉾 菊水鉾 山鉾が一番集中する四条室町辺り。かつて神聖な場所とされる山鉾には女性は上がることができなかったが今 は有料で上がることができ、狭く、風の通らない鉾の上から祇園祭…

宵山風景その2

函谷鉾 月鉾 函谷鉾(かんこぼこ)は、四条通烏丸西入ル函谷鉾町の鉾で応仁の乱1467~1477)以前に起源をもち、くじ取ら ずの鉾として、鉾では長刀鉾に次いで第二番目に巡行し鉾櫓、屋根の規模は大きい方である。鉾の名は中国戦 国時代(前403~221)斉の孟…

宵山風景その1

八坂神社の西楼門から四条通に出て、焼け付くような西日を身体全体に浴びながら四条通を西に向かう。四条 大橋を越え、河原町通りを渡ってなおも歩くと長刀鉾のシルエットが遠く目に飛び込んでくる。宵山の太陽が西 に傾くころには、長刀鉾の提灯に灯が入っ…

祇園祭宵山 祇園界隈

祇園祭宵山の人並みに揺れる四条通りから一歩祇園の町並みに入ると、街の喧騒からタイムスリップしたような 静かな色町のたたずまいが広がる。祇園祭に目を向ける観光客はここまでは入ってこない。

祇園祭宵山の八坂神社

祇園祭宵山の日の八坂神社。宵山を迎えて八坂神社境内は何となく慌ただしく、そして華やかな雰囲気に包ま れていた。

祇園祭宵山の白川

今年も祇園祭の日がやってきた。例年なら7月に入ると10日のお迎え提灯や御輿洗い、山鉾の組建て、そして16 日の宵山、17日の山鉾巡行等京都に何度となく足を運ぶが、今年の祇園祭はいろいろと忙しかったため、結局 宵山と翌日の山鉾巡行の二日しか行くこと…

紫陽花の季節(もりやま芦刈園)

滋賀県守山市にあるもりやま芦刈園には日本と西洋の紫陽花1万本が植えられているが、紫陽花が日本固有 の花に思えてならない。まず花の色が日本の色彩であり、青葉若葉の季節が終わり、これから鬱陶しい梅雨が 始まるほんのわずかな期間に咲くこの紫陽花の…

里山シリーズ69麦秋の風景

麦秋(ばくしゅう)とは、麦の穂が実り、収穫期を迎えた初夏の頃の季節のこと。麦が熟し、麦にとっての収穫の 「秋」であることから、名づけられた季節。「麦秋」には、麦が収穫期を迎えて黄金色に稔るという意味があ る一方で、初夏の訪れを指した季語とし…

里山シリーズ68田植えの風景

田んぼのすぐ脇の道路を走る車の音と軽快な田植え機のエンジン音が耳に心地よく響いてくる・・・

里山シリーズ67 六月の静寂

田植えを終え、梅雨を待つ里山の静寂・・・