京・近江の写真 春夏秋冬

京、近江四季折々の自然の風景とそこに住む人々、祭り、伝統芸能の写真

2011-04-01から1ヶ月間の記事一覧

火祭りの序曲

大太鼓の宮入りが終わるといよいよ松明に火がつけられ、楼門をくぐって境内に運び込まれてくる。地面を曳き ずられた松明は火の粉を撒き散らしながら、時に明るく輝き、本殿の前を通って再び出てゆく。本殿や楼門の陰 が松明に明るく照らされると影が大きく…

大太鼓の宮入り

日牟禮八幡宮の楼門の前には各郷からの大太鼓が到着、楼門をくぐって境内に入る(宮入り)が一回で楼門をく ぐるわけではない。八幡宮の祭神を恐れはばかるように楼門をくぐったと思えば先頭の若衆が押し戻す。こうして 境内に入りかけてはまた外に出るといっ…

大太鼓と大松明と日牟礼八幡宮

ヨシと菜種がらを材料に作られた大松明が高々とそびえる八幡まつり(平成4年 に国の無形民俗文化財に指定) は午後7時から各郷の大太鼓が高張り提灯の先導の下(先導者たちは赤穂浪士の討ち入りのような火事場装束 を身に着けている)、屈強な若衆に担がれ荘厳…

春の宵、夜桜と朧月

近江八幡で春を告げる左義長まつりが3月に行われるとその翌月4月14、15日には春の火祭り「八幡まつり」が 行われる。この祭りは、西暦275年に近江の地に行幸された応神天皇が、現在の日牟禮八幡宮へ参詣される際 に、琵琶湖岸に位置する南津田7軒の家の者が…

草津川堤 桜満開(近江草津)

拙宅から車で10分ばかりのところにある草津川、その堤の桜が素朴な古木であるが人影もあまり見えない、静 で美しい桜の名所である。

湖南の桜満開(近江日野川堤)

近江湖南日野川堤の桜、もう役目を終えたであろう、昔懐かしい火の見櫓の鉄骨の赤茶けた色が満開の桜に 彩りを添えていた。

里山シリーズ64 棚田に春がやってきた(大津市仰木の里)

天変地異の災害が訪れても、間違いなく春はやってくる。だが最近やってくる春は何か昔の春と違って変わって きているように思えてならない。今年も4月中旬にもなるのにこの寒さはどうであろうか。まだ暖房器具を物置に しまうことが出来ない・・・この棚田…

桜と新幹線(大津市)

拙宅のある町からJRの南草津駅に続く都市計画道路をしばらく走ると新幹線の高架がある。その高架をくぐって 直ぐの左側に診療所があるが、その裏手にある小高い丘に新幹線の線路に沿って早咲きの桜が美しく咲いてい る。他人地であり、鉄条網が張られてい…

薬師寺伽藍遠景

西方にある大池から眺めた薬師寺伽藍。奈良の写真家故入江泰吉氏の写真によりすっかり有名になった構図 である。 故入江泰吉氏撮影 「宵月薬師寺伽藍」 1982年頃撮影 <撮影地:奈良市西の京 大池周辺>「落陽寸前の淡い日差しに映し出された西塔の九輪の金…

古都西の京の春

古都西の京の春・・・

古都西の京幻影

静かな西の京の風景、モノクロの世界・・・

唐招提寺鑑真和上御廟・御影堂

鑑真和上御廟 鑑真和上御影堂 国宝 鑑真和上坐像 東山魁夷作障壁画 ふすま絵 鑑真和上御廟・・・境内の北東の奥まった静かな場所に位置する鑑真和上の墓所。 御影堂・・・境内の北側、御廟の西側に位置する土塀に囲まれ、ひっそりとした瀟洒な建物。元は、興…

唐招提寺講堂

手前左が金堂、奥が講堂、右が鼓楼 手前右が東室、真ん中が鼓楼、その左奥が講堂 手前左が講堂、奥が東室、右が鼓楼 本尊弥勒如来坐像(重文、鎌倉時代) 持国天立像(重文、奈良時代) 増長天立像(重文、奈良時代) 唐招提寺講堂、国宝。入母屋造、本瓦葺…