京・近江の写真 春夏秋冬

京、近江四季折々の自然の風景とそこに住む人々、祭り、伝統芸能の写真

2010-03-01から1ヶ月間の記事一覧

祭りの日の町と人の風景その2

明治・大正ロマンの雰囲気が漂う不思議な魅力の近江八幡・・・

祭りの日の町と人の風景その1

祭りの日は子供も大人もバサラ("婆娑羅"の語源に発し「新し物好き」「派手な」「自由奔放」を意味し、常に時の 流れを感じ、変化に対応し、新鮮を追求してゆく姿勢を表す)な姿に身をやつし、祭りに参加する。

山車の組合せ(けんか)その4

午後八時、日牟礼八幡宮の前に整列した左義長に順次火が点火(奉火)されると、たちまち左義長は紅蓮の炎に 包まれ、巨大な火柱となる。その火柱の周りを若衆たちはゆく冬を惜しみ、くる春に喜びを感じながらいつまで狂 ったように踊り続ける、夜の更けるまで…

山車の組合せ(けんか)その3

どうせこの夜燃やしてしまう左義長だから両方とも容赦なくぶつけ合う。だが原型を留めないところまで壊すこと はない。その点互い暗黙のうちに了解し合っているようである。燃やすまではまだ時間はたっぷりとある。祭りの 前に町内皆で協力して制作した左義…

山車の組合せ(けんか)その2

互いに左義長の担ぎ棒を井桁のように絡ませて押し合い、へし合いして互いに回り込もうとし、また相手の左義 長に乗り上げるようにして互いの左義長を倒しあう。中には相手の左義長に乗り移る勇敢な踊り子もいる。各町 内の踊り子(担ぎ手)は趣向を凝らした派…

山車(だし)の組合せ(けんか)その1

毎年3月に湖国近江に春を告げる左義長まつりが滋賀県の近江八幡で行われる。 近江八幡の左義長は元来、安土城下で行われていたもので、城主であった織田信長自らも踊り出たと伝えられ ている。織田信長亡き後、八幡城下に移住してきた人々は、既に4月に行わ…

冬の東海道関宿その3

街道をゆく幾多の旅人を見下ろしながら幾星霜、歴史の重みを感じさせる甍や軒先、欄窓、格子のたたず まい。

冬の東海道関宿その2

ひっそりとした冬の宿場の風景。旅籠の土間に一歩足を踏み入れば、時代劇映画のワンシーンのような往 時の宿場の喧騒さが目に浮かんでくる・・・ 春になれば大勢の観光客が押しかけてきて賑やかな宿場町となることだろう。

冬の東海道関宿その1

江戸からやってきた旅人は東海道の難所である鈴鹿越えを前にしてこの関宿で宿を取る。あくる日日の明 けきれないうちに旅装を整え、鈴鹿峠をめざして旅立つ。 関宿は慶長6年(1601)徳川幕府が宿駅の制度を定めて以来、東海道五十三次第47番目、屈指の宿場と…